ワードで入稿したデータの書体が変わっていました。なぜですか。

ワードで入稿したデータの書体が変わっていました。なぜですか。

A:違う書体へ強制的に置き換わったからです

この現象は、お客様の使用した書体が弊社にない場合のみ発生します。

入稿されたワードファイルは、弊社で開いて印刷データに変換します。もし弊社に無い書体をご使用の場合は、データを開いたときにMSゴシックへ置き換わってしまいます。また、ワードに限らず、パワーポイントやエクセルでも同じ現象が起きます。お客様のデザインをできる限り再現するために多数の書体を取り揃えておりますが、それでも前述の書体の置き換わりや印刷に対応できない書体もあります。

これはどの印刷会社でも発生することで、印刷会社が「PDFで入稿してください」とお願いするのは、この書体トラブル(に付随するレイアウトの崩れ)を防ぐためでもあります。(PDF保存でも書体情報が埋め込めず、印刷できない書体も有り)

しかし、ワードファイルをお客様自身が変換したPDFデータでは、画像の画質を最大限に発揮できないため、弊社ではワードファイルそのままでの入稿を受け付けております。そうすることで300線高精細印刷による質の高い印刷物をお届けできると考えています。

そのため、ワードファイルをそのまま入稿されたお客様には、校正データによるチェックをお願いしております。

より良い印刷物のため、ご協力のほどよろしくお願いいたします。


(PC環境による書体数の違いの例)

書体表示サンプル

↑弊社のOS:windows10 Word2016の書体の一部分(実際にご自身のワードの書体と見比べてみてください)
※この画像ではAdobe社のソフトの書体やモリサワ書体が最初にでてきています。

たとえ同じオフィス内で同じワードを使用して作ったデータでも、使用するPCが違えば、ソフトのインストール数やフリー書体のダウンロードによって書体の数は違います。
イラストレーターやフォトショップは「●●のフォント(書体)が無いので開けません」という類の警告を出してくれますが、ワードにそういった機能はなく、警告なしで置き換わります。

トラブルがおこる可能性のある書体
以下の書体は印刷できないなどトラブルがおこる可能性がありますので、弊社に入稿するデータには使用しないでください。この問題はフォントの仕様(ライセンス制限)によるものです。 ※使用された場合、出力トラブルが発生した場合でもクレーム対象外とさせていただきます。
「麗流隷書」「恋文ペン字」「有澤楷書」「有澤太楷書」「有澤行書」「魚石行書」「江戸勘亭流」「富士ポップ」「ふみゴシック」「祥南行書体」「祥南真筆行書体」「正調祥南行書体」 など
データ制作のコツをご紹介 Wordでデータを作る方には必見!!

ワードでパンフレットを作る上で、初心者の方にも安心してご利用いただけるよう解りやすくご説明しております。下記のバナーをクリックしてください。

ワードでパンフレットを作る<制作例付き>

アーカイブ

pagetop

お使いのブラウザはご利用頂けません

ご利用中のIE(Internet Explorer)はご利用いただけません。
お手数ですが下記の推奨ブラウザをご利用ください。

推奨ブラウザ